フリーランス臨床心理士になるまでの軌跡

フリーランス臨床心理士になるまでの軌跡

フリーの臨床心理士として活動するまでの記録をブログに残します。学習知識、考察、etc...

心的外傷後ストレス障害(Post Traumatic Stress Disorder)

トラウマ

 

心的外傷後ストレス障害PTSD)についてのまとめ。

 

 

特徴

心的外傷後ストレス障害とは、不安障害の1つであり、存在を脅かすような強烈なストレスを受けた時に生じる反応で、症状が1ヶ月以上継続する状態を言う。1ヶ月未満の場合は急性ストレス障害(Acute Stress Disorder)として区別される。

また、PTSDの有病率は男女差があり、女性は男性の2倍と言われている。

症状

PTSDの主な症状は、①再体験症状、②回避症状、 ③過覚醒症状の3つだったが、DSM-5以降は回避症状が枝分かれし、①再体験症状、②回避症状、③認知・気分の陰性変化、④過覚覚醒症状の4大症状となった。

 

再体験症状(侵入) re-experience

本人の意思に関わらず、心的外傷体験(トラウマ)が想起される。

 

回避症状 avoidance

心的外傷体験から目を背けること。出来事に関して思い出したり、考えたりすること、そのきっかけとなる人、物、状況などを極力避けようとする。

 

認知・気分の陰性変化 negative change in cognitive mood

認知が否定的になったり、周囲に興味や関心が持てなくなる。

 

過覚醒症状 hyperarousal

過度な緊張から睡眠障害に陥ったり、ストレスにより強い不安や集中困難を抱えた状態。

 

 

援助

PTSDの援助には、心理教育、エクスポージャーEMDR、遊戯療法などがある。EMDRは、PTSDを対象とした認知行動療法であり、近年注目を集めている。心的外傷体験を想起しながら、治療者の指の運動を目で追うことで、弛緩状態を作りだす方法。子供の場合は、遊戯療法が有効とされる。