フリーランス臨床心理士になるまでの軌跡

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森田療法と内観療法

 

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心理療法

 

日本独自に発達した、森田療法内観療法についてまとめました。

 

森田療法とは

森田療法とは、森田正馬が考案した心理療法であり、森田神経質患者を対象としている。森田神経質とは、内省的で自身の身体的、精神的不快に敏感で心気症傾向のある患者を言う。

 

 

特徴

 

森田療法では、不安や恐怖を特別なものではなく、自然なものとして「あるがままの自分」を受容し、「とらわれの機制」を打破していくことが特徴。また、不快感の原因を追求しない不問的態度も重要である。

 

その理由に、精神的相互作用がある。

精神的相互作用とは、ある感覚に注意を集中することで、その感覚が強まり、その感覚によってさらに注意が集中すること

 

 

内観療法とは

内観療法とは、吉本伊信が開発した心理療法で、浄土真宗の身調べが起源となっている。

 

 

内観療法の手順

内観療法では、下記の項目を実施する。

①以下の項目を思い出す。

身近な人にしてもらったこと、身近な人にして返したこと、身近な人に迷惑をかけたことの3つを思い出してもらう。

 

②1〜2時間に一回思い出した内容を、面談者に報告する

 

この一連の流れを集中内観という。

 

身調べ

集中内観によって、自分の人生や過去の対人関係を継続的、客観的に振り返ること。