フリーランス臨床心理士になるまでの軌跡

フリーの臨床心理士として活動するまでの記録をブログに残します。学習知識、考察、etc...

愛着と象徴遊び

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発達心理学の用語をまとめました。

愛着(attachment)

ボウルビィが提唱した概念で、母と子の無条件の信頼関係を意味する。愛着に関連する用語に施設症がある。施設症(ホスピタリズム)とは、乳幼児の施設に預けられた子供に特有の発達遅れであり、その原因は母性剥奪と言われる。母性剥奪とは、スキンシップを中心とした、相互作用や愛着の欠如のこと。また、愛着には、有能感を形成する役割があり、有能感とは、自分の行動によって環境を変えられると思うことである。愛着の代表的な実験には、ハーレーの代理母実験や、エインズワースのストレンジャーシチュエーション法などがある。代理母実験は、乳児の猿が、母乳はあるが針金でできた母と、母乳はないが布製の母どちらを好むか比較した実験である。結果は、布製の母を好んだ。この実験から、愛着におけるスキンシップの重要性が示された。また、エインズワースのストレンジャーシチュエーション法は、子の親に対する愛着の反応パターンを調べた実験である。母が子の側から離れ戻ってきた時の子の反応をみる。反応パターンは、①母子分離時に混乱がほとんどなく、親との再開時に無言で離れていく回避型②母子分離時に多少の混乱を示し、親との再開時に笑顔で抱きついてくる安定型。③母子分離時に、強い不安や混乱を示し、親との再開時には、怒りや攻撃を示すアンビバレント。④突然のすくみ、親に背を向けて接近するなど不可解な行動が見られる無秩序型にわけられる

 

象徴あそび(発達)

象徴あそびとは、自分の動作や周囲の対象を、別の事象や対象の象徴に見立てて遊ぶこと。例えば、泥団子をハンバーグに見立てたり、人形を犬に見立てて呼びかけたりするなどがある。ピアジェは、これらを記号的機能の兆候であるとした。

 

 

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